建物調査Building survey

建物調査

当社では、耐震診断を行うための現地調査を行っています。平成30年4月より改正宅建業法が施行され、既存住宅状況調査に関する告知が義務化されています。

これらのインスペクション(建物状況調査)の現地調査にも対応しております。
インスペクション(建物状況調査)とは、既存住宅の基礎、外壁などの部位ごとに生じているひび割れ・雨漏りなどの劣化、不具合の有無を目視・計測などにより調査するものを指します。(国土交通省より)

疑問点や現地調査依頼など、ご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

劣化調査

建築物や構造物の劣化状態を調べることで、建物の劣化度合を把握します。この調査は、耐震診断時の経年指標(T)に反映されます。
また、補修計画や工事の範囲を定めるための資料としても必要な調査です。

劣化調査はこのような場合にご活用いただけます。

  • コンクリートなど、ひび割れの状況を知りたい。
  • 予定している改修工事のために現状把握をしたい。
  • ひび割れの幅を調査
    ひび割れの幅を調査
  • 鉄筋径やコンクリートの中性化を調査
    鉄筋径やコンクリートの中性化を調査
  • 躯体の崩落や鉄筋の錆などを調査
    躯体の崩落や鉄筋の錆などを調査

コンクリート圧縮強度試験

既存コンクリート躯体からテストピースを採取して圧縮強度試験を第三者機関で行ないます。現在のコンクリート躯体の状況を知ることができます。
この試験結果や劣化状況が耐震診断の強度計算に反映されます。

  • 圧縮強度試験用のテストピースを採取します。
    圧縮強度試験用のテストピースを採取します。
  • テストピース採取後。
    テストピース採取後。
  • 無収縮モルタル+金コテで復旧します。
    採取した跡は、無収縮モルタル+金コテで復旧します。仕上げが塗装の場合は色を調色して現状復旧を行います。
その他の調査概要

建物の現況について様々な角度から調査を行います。

調査項目の例

  • 図面照合調査:設計図と現況との相違について照合します。
  • 重量物調査:耐震性に影響を及ぼすような重量物や機器の重量・配置・数を調査します。
  • 不同沈下測定:建物各所の沈下状況を測定して建物の傾きなどを調べます。
  • 設計図と現況を比較照合した結果が、耐震診断の計算に反映されます。
    設計図と現況を比較照合した結果が、耐震診断の計算に反映されます。
  • 建物の耐震性に影響を与えるような重量物(基礎含む)の配置を調べます。
    建物の耐震性に影響を与えるような重量物(基礎含む)の配置を調べます。
  • 不同沈下測定時に、建物の沈下を調べるための基準点(TBM)を測定しています。
    不同沈下測定時に、建物の沈下を調べるための基準点(TBM)を測定しています。